老化抑制とボクシング
2011年 02月 05日
皆さんお元気ですか。
私も元気です。
特に、ボクシングは、
「やりすぎじゃないの?」 と言われるほど、
はまっています。
もともと格闘技が大好きですから、
ハマってしまうのではと、予測はしていましたが。。。
人より弱いのがたまらなく悲しいのです。
もちろん、世界チャンピオンに勝てるわけはなく、
現役のプロに勝てるわけも有りません。
しかし、
せめて同期に入会した人たちと同じレベルでは納得できないのです。
早く強くなりたい。
とことん強くなりたい。。。
そんな気分です。
ところが・・・身体が動かないのです。
動体能力が低下しています。
老化しているんです。
身体を一か所に固定してサンドバックなどを打つと綺麗に打てます。
フォームも綺麗で、まるでプロ並み (^^)
ところが動きながら打つと、手と足がバラバラになってしまうんです。
まるで盆踊りです (>_<)
何が老化しているのか?
筋肉が固まって老化して行き、身体が固くなって柔軟性が低下し、
筋力やスピードが低下するのは筋肉自体の老化です。
私の場合は入会して3カ月余りで、筋肉の老化は徐々に改善してきました。
ところが改善出来ていないところが有るのです。
ズバリ、感覚器。
筋紡錘とゴルジ腱器官といわれる、運動調整に関わる感覚器官です。
一般的に反射(運動能力)といわれる部分です。
簡単に筋紡錘についてお話します。
筋紡錘は、筋肉の長さと筋肉の伸び縮みの変化スピードを、
ゴルジ腱器官は、腱の張力とその変化スピードを脊髄や脳などに伝え、
それを統合して適切な動き(筋肉の伸び縮み)を筋肉に伝える器官なのです。
要するに筋肉の動きを調整している器官なのです。
この器官の老化が改善されていないのです。
ですから動きが無い場面、サンドバックなどを打っている場合などでは
筋肉の長さや伸び縮みを正確に伝える事が出来るのですが、
いったん動き出すとこれを正確に伝える事が出来ない、結果、
動きが適切に調整できず・・・
盆踊りになってしまうのです。
この老化の改善は、繰り返し練習するしかありません。
ですから毎日ジムに通っています。
自分の老化を改善したいと考えている訳です。
いま、マラソンが流行っていますよね。
心肺機能の改善にはとっても良い事です。
走りきることによる達成感は、走っている人にしか分からない事でしょう。
しかし、長短が有って動きが単調なのも事実です。
マラソンハイに陥り、ついつい走り過ぎてしまう。
休んでしまうという罪悪感に取りつかれてしまう事も有ります。
(この部分はボクシングをしている私も同じです)
運動は流行っているからではなく、自分に合った運動を行うべきです。
身体の硬い人はマラソンよりもヨガなどのように柔軟性を高める事から
始めたほうがいいと思います。
心肺機能の悪い人は、まずはウオーキングから始めてマラソンへ。
老化が進行して動きがスムーズではない人は、
太極拳などのように比較的ゆったりとした動きを取り入れた運動から。
病後で、動きは良いのですが、体力に自信が無くなっている人は
マシーントレーニングを。
いかがですか。
運動も流行ではなく、自分に合ったものを適切に選択する必要があるのです。
皆さん、がんばりましょう!!
感謝 中辻 正