プロテオグリカン




皆さんは「プロテオグリカン」をご存知でしょうか

最近、美容成分として、とても注目を集めている物質です。



なぜ、注目を集めてきているのでしょう。

今回から数回に分けて、このプロテオグリカン(以下PG)について

お話したいと思います。




まず皮膚について、基本的なお話をしますね。

皮膚は外界からの有害物質の浸入を防ぐと同時に、

体内水分の蒸発を防ぐ防護壁であることはご存知だと思います。

また、体内の代謝・免疫異常を肌の色艶や発疹などを通して

知らせてくれる警告装置でもあります。




皮膚と体内の関係で意外と見過ごされてきたのが、

皮膚と筋肉の関係です。

皮膚は多層の細胞からなる表皮とその直下にある真皮

(コラーゲンやプロテオグリカンなどの繊維性蛋白質からなる結合織で

血管や繊維芽細胞、そして多量の水分を含む)から成りたちますが、

皮下脂肪組織を介して筋肉と接しています。



つまり筋肉こそ皮膚の全面にわたって関連する最大の器官なのです。

従って、筋肉が不健康であればその影響は皮膚に表れるわけです。

健康な筋肉があって初めて、健康な皮膚を維持することができるのです。

ですから私は筋肉専門の美容家として活動しています。



今、筋肉との関わりをお話しましたが、表皮に接する真皮の状態は、

より直接的に肌(表皮)に反映します。




真皮の水分が不足すれば肌は乾燥して弾力を失い、皺が生じ、

表皮の新陳代謝が滞ってくすみが顕著になります。

この皮膚の水分維持には、表皮が分泌する油脂成分(セラミド)や

真皮層のヒアルロン酸が重要であることが分かっています。



そこで、これらを含むクリームが保湿剤として使われているわけですが、

最近になり特にプロテオグリカン(PG)という糖蛋白質の役割が

注目されるようになりました。



この蛋白質は長い線維状の蛋白質を幹として、

その周囲にヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸のような

保湿性に富む糖鎖が無数の枝のように結合した蛋白質で、

ヒアルロン酸の1,5倍の保湿力があるといわれています。

関節包の多量の水分保持を担う主役であるだけではなく、

皮膚の真皮層にも多く含まれており、

肌の保湿に重要であることが分かってきたのです。




PGは当初は鮭の頭の軟骨から抽出され、1グラム抽出するのに

3000万円ほど費用が掛かりました。

とっても貴重なたんぱく質だったんですね。

しかし最近になって抽出法が確立され、以前よりは

お安く入手できるようになり、、化粧品や健康食品の原料として

使われやすくなったのです。



さて、PGはこのように、保湿力に優れたたんぱく質として

認知されてきましたが、実はこれだけではないのです。

続きは次回お話しますね。




感謝       中辻 正

第8回 顔層筋セミナー開催





本日は、第8回目になる顔層筋セミナーを開催いたしました。

場所は青山の「青山スタイル」でした。




今回は20名ほどのセミナーでしたので、

途中でケーキセットなどを食べながら

アットホームな雰囲気の中で進めることができました。




そんな雰囲気のせいか、たくさんの質問が飛び交い、

会員様同士の会話でとってもにぎやか

非常に楽しく、セミナーを進めることができました。




参加された皆様へ

「お疲れさまでした」


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その後は反省会を含めたスタッフ同士の食事会。

今回は、青山にあるスペイン料理店でいただきました。

バイキングでしたので、反省会もそっちのけになって・・・

食べることに必死です(笑)

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まぁ、これもよしとしましょうか

皆さん、お疲れさまでした。




感謝   中辻 正

カネボウのセミナーにて思うこと



皆さんこんにちは。

全国的な豪雨やゲリラ雷雨、

異常気象としか、言いようがありませんでしたね。




私は岐阜に居ましたが、おかげさまで大事には至りませんでした。

皆さんは大丈夫でしたか?

早く心地よい秋空を迎えたいですね。





さて、先日、カネボウ中日本の、トワニ?セミナーに伺ってきました。

ご存知のように、私はトワニ?化粧品の

メソッド教育を担当させていただいています。



ご存じない方のためにご説明させていただきますと、

全国で3000名を超える、カネボウトワニー化粧品担当の

トワニストと呼ばれる方々に、マッサージ方法を指導しているのです。



皆さんもご存じかと思いますが、

カネボウさんは、現在、大きな問題を抱えています。



その渦中に行われたトワニ?セミナーですから、

私は少し不安を抱えて伺いました。



メソッドセミナーを行うのですから、

これ以外のお話をする必要はありませんし、

むしろ「渦中のお話に触れない方がいいのかもしれない」

とさえ思いました。




しかし、セミナーを進めるに従い、

その不安は徐々に薄れてまいりました。



今回の問題をカネボウさんが軽く見ているのではなく、

今回の問題を真摯に受け止め、お客様に対し信頼回復のために、

誠心誠意努力するだけだという、会社の方向性を

感じることが出来たからです。



そう。

「誠心誠意努力するだけ」という誠意が、

カネボウさんの職員の方々から感じることが出来たのです。



考えてみれば、それはそうですね。

この渦中に、今回のセミナーが行われたのです。

お客様のお顔を触り、愛しむことで心を癒し、

改善に向かってほしいという思いが、

今回のセミナーを行わせているのです。




あるトワニストさんから、ご質問がありました。

「マッサージすると細胞は正常に働き出すのでしょうか?」と。

もちろん、マッサージはその可能性を最大限に引き出します。



「マッサージ効果による循環の促進は栄養を細胞に送り、

老廃物を排除してくれます。

その結果、代謝は正常に進み、細胞は健康になるはずです」



つまり、細胞が元気に生きて行くための環境を

ベストにすることが出来るのです。



もちろんトラブルの種類によりますが、

トラブルは改善されるかもしれません。

さらに、

人に触れることは、その人を愛しむことであり、心を癒す効果があるのです。

病の改善には、一番大切な要素であるのかもしれませんね、

とお話しました。

すると、トワニストさんはにっこりとされ、

「ありがとうございます」と一礼されました。



あの笑顔に、すべてが表れているような、そんな気がしましたね。




今回もたくさんの方々にご参加いただき、

真剣に取り組んでいただきました。



そして事あるごとに、「なるほど!」 「ほー」 という

感嘆の声が聞こえました。



今までにないくらいの、強い意気込みを感じることが出来た

セミナーとなりました。



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がんばっていただきたいです



感謝     中辻 正

深部リンパマッサージ




全国的に天候が荒れていますね。

大雨で大変な地域の方もいらっしゃる事と思います。

洪水や土砂崩れなど、気をつけて下さいね。




さて、前回リンパ流しテクニックの方法を簡単に記載しましたが、

流す方向とかマッサージの深さなどを、

詳細に書いた本があります。


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すみません。

私の本です(^v^)

青春出版社より今月24日に出版されました。




『深部リンパマッサージ』というタイトルにしましたが、

その理論的なお話と、マッサージの方向などを

詳しく書かせていただいています。



ただ、マッサージの強さに関しては、

正直どのように書いても伝わりません。



やはりこの部分は施術を見ていただくか、

受けていただかないとわかりにくいかと思うのですが、

一つ言えることは、

筋肉のチップを倒すようにマッサージしますから、

顔層筋マッサージよりは弱く、

通常のリンパマッサージよりは深めの強さとなります。

この感じをを意識していただければ宜しいかと思います。




書店で見つけられたら、是非ご覧になってみてください。

参考にしていただけたら幸いです。




感謝    中辻 正

リンパ流しテクニック2





皆さん、お暑いですね。

この挨拶にも少し飽きてしまいましたね

早く秋が来てくれないかな。。




さて、リンパ流しテクニックについてお話します。




組織間のリンパ液を流す最も効率の良い方法は、

筋肉周囲の組織液を流すのが一番だと

私は考えています。




なぜなら、筋肉周辺のリンパ液を流せば、同時に筋肉の循環も改善され、

循環のポンプ作用である筋肉も同時に改善されるからです。




本来の手法は、顔層筋のマッサージを行ってから

リンパマッサージを行えばよいのですが、時間がない時などは、

深部リンパマッサージのみを行っても大丈夫です。

もちろん時間がある時は、顔層筋マッサージで、

筋肉を緩めてからおこなって下さいね。





筋肉を利用して深部リンパを流す手法ですが、

実は筋線維の走行に鍵があります。




筋肉はある地点を起始として、離れたところに作用点を持っています。

お顔のほうれい線を作る大・小頬骨筋でご説明します。



この筋肉は頬骨の一番高いところに起始して、

口角の上縁についています。

つまり頬骨が起始で、作用点は口角です。




この筋肉が働くと、口角が頬骨の方に引き上げられることとなります。

つまり起始のところが起点となって、

口角を持ち上げてほうれい線を作るわけですね。



図を見て下さい。

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丸いところが頬骨で、左下のところに唇を描きました。

頬骨から流れているのが大・小頬骨筋です。



この筋肉の絵は、正面から見ているのではなく、

縦割りにした横断面を右の外側から見ていると思って下さい。




つまり、横断面の右側が骨面で左側が皮膚のつもりで見て下さい。

実は筋肉はこのように短いチップのようなものが、

幾重にも重なって走行しています。




表面では筋膜でおおわれているため、頬骨から口角に向かって

紡錘状に流れている筋肉に見えるわけです。



実はこのチップ状の短い筋肉が同時に収縮して、

皮膚を頬骨の方に引き上げているのです。



そして筋肉の中や外に書かれている点々が、リンパ液だと思って下さい。

皆さんは、皮膚の表面に描かれている点ではなく、

筋肉の中に描かれている点(リンパ液)をどのような方向にさすると

皮膚の表面に出てくると思われますか?




実は、この絵に書かれているのですが、

右上から左下方向にさすると良いのです。

この絵は横断面なので分かりづらいと思いますが、

現実には、頬骨から口角に向かってさすることで、

筋肉内のリンパ液は、唇の方向に押し出されて行くのです。




分かりやすく言うと、この絵の中に描かれているチップを、

上の方から下に向かって倒すようにさすることで、

中のリンパ液は押し出されて皮膚の表面に出てくるわけです。




しかし。

一般的なリンパマッサージは、この部位を行う際には、

唇から頬骨に向かってマッサージし、

リンパ液を流すケースが多いようです。


おそらくリフトアップをイメージされているのだと思います。

ところが解剖学的には、このように、

頬骨から唇に向かって押しだす方が効果的なのです。




ちょっと、驚かれたのではないでしょうか

筋肉の走行から、リンパを押しだす方向を考察すると、

リンパマッサージの方向は、おのずと決まってくるのです。




ところが、世の中ではリンパマッサージの方法として、

たくさんの方向が唱えられています。

表皮のリンパを流すテクニックですから、

それはどのような方向でも良いわけです。

最終的に太いリンパ管、リンパ節に戻せばよいのですから。。。。。





私が提唱しているのは、一般に行われているところの

リンパマッサージではなく、深部に停滞しているリンパ液を、

一旦、表皮に押し出すマッサージ方法なのです。




何々、「表皮のリンパマッサージで良いではないか」ですって

いやいや、ダメなんです。

深部のリンパが滞っていると、後々後悔することになりますよ。

それは脅しでも何でもなくて。



で、リンパマッサージの押し流す方向と強さを、

皆様にお伝えしなくてはならないわけですが、

この紙面では少し難しいですね。




何か次回までに考えてみます。

少々お待ち下さいね




感謝    中辻 正

中辻正 ブログ


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