続・『たるみ』はお悩み第1位!
2010年 12月 19日
昨日の続きです。
ちょっと復習
たるみの原因はおよそ以下の3つ。
①お顔の皮膚自体の弱り
②脂肪の蓄積
③筋肉の張力が減少
→ 張力とは? 筋肉の縮もうとする力のようなもの
ではどのようにすれば張力が低下しないのか、について。
まず、その前に、皆様に知っておいてもらいたいことが1つあります。
張力の加減は筋肉自体の機能のひとつですが、
この張力は、筋肉自体の問題、つまり、筋肉自体のいきのよさ
(健康状態とその周囲の環境の善し悪し)と、
筋肉を支配している神経によって決定されるということです。
難しい言い方でしたね。わかりやすく言いますと・・・
筋肉の張力を支配しているのは、
「筋肉」 と 「神経」
この2つであるということです。
まず、「筋肉自体」の問題についてですが、
こちらは皆さんにもご理解いただけると思います。
筋肉が何らかの原因で固まってしまうと、筋肉自体の機能が低下してしまいます。
そうすると、機能が低下するのですから、当然、張力も低下してしまいます。
すると、たるみが起こってきます。
この解決策は、私が「顔層筋メソッド」で表したように、
筋肉に適切な刺激を入れて、
筋肉の硬くなった部分を改善していただければOK!です。
次に、それだけでは解決しない『たるみ』、「神経」に関わる『たるみ』です。
神経?
さぁ、ものすごく難しくなってきましたよ~ (>_<)
まず、張力が働いている理由は、とっさの動きを行うための
「位置について」「用意」の状態である、とお話しました。
実は、各個人の生活環境によって、その「用意」の状態が異なるんです。
つまり、個人により、張力の強さが異なるのです。
何時間もパソコンを見つめている生活、海外出張に飛び回っている生活、
作り笑いをしながら営業をする生活、あるいは肉体を酷使する生活、
など、人それぞれの生活環境に合わせて、張力が準備され、
筋肉の収縮により、その表情を作っているのです。
そしてそれが繰り返される環境の中で、
張力は固定化され、記憶されていくことになるのです。
たとえば周りの方のお顔を観察してみて下さい。
ピリピリとした環境でお過ごしの方は、ピリピリとした顔つきの方が多いはず。
反対にのんびりとした環境にある方はデレーとまでは言いませんが(笑)、
柔和な顔つきの方が多いはずです。
また、イライラとして眉間にシワを寄せて生活していると、
そのシワは残ってしまい、その人のお顔の一部になってしまいます。
要するに癖のようなもので、その人のお顔が作られてしまうのです。
このように、シワが作られるのと同様に、
『たるみ』も環境で作られていくのです。。。
如何ですか?
ここまでお話すると、『たるみ』を予防、あるいは改善するには、
筋肉自体の問題を解決することと、神経の問題を改善しなければならないことを
ご理解いただけたのではないでしょうか。
もう一つ、神経の問題を裏付ける話をしようと思いましたが
また後日にします。
ちょっと脳が疲れる感じでしょう?(笑)
学術的な話はやはり疲れると思いますが、
どうぞゆっくりとご理解していただければと思います。
感謝 中辻 正