仙台の美味しいもの
2012年 10月 13日
先週から今週にかけての連休に、仙台へ行ってきました。
休みではなく、筋肉を対象とした徒手療法の研究会です。
北は北海道、南は九州から、全国でご活躍の先生方が
一堂に会して話し合いがもたれました。
今回で、仙台を訪れるのは2回目です。
1回目は震災の2カ月あとぐらいに伺った時。
その時は駅ビルこそお店が開いていましたが、
駅から離れると、ほとんどのお店は休業状態だったと記憶しています。
ところが、今回の仙台は
「ほんとに」という賑わいでした。
連休の真っ只中だったからかもしれませんが、
街には若者があふれかえっていました。
ある先生が呟きました。
「仙台はバブルだよ」
復興する為のエネルギーは凄まじいものなのでしょう。
「復興するぞ」という強い思いや行動と、
本当は必要ではないのかもしれない、しかし必然なのかもしれない、
その強い思いに群がる人たちがバブルを作るのかもしれませんね。
このバブルのように見える賑わいが、
群がった人たちによって作られた一時的なものではなく、
消えることのない、新しい仙台の基礎となりますことを心から願っています。
そうこう考えながら研究会は終了し、夜は先生方と
仙台の美味しいお寿司をいただきました。
特に美味しかった握りを3点ご紹介します。
一つはマツタケの握りです。
真ん中の握りがマツタケ
でかいでしょ
おそらく1貫2000円ぐらいするのでは。。。
二つ目は分かりますか?
エビの上にさらにエビが乗っています。
上のエビは甘く煮こんだ佃煮のようなものです。
この2種類のエビの味が口の中で絡み合って、絶妙でした。
3つ目は少し分かりにくいと思いますが、
やはり真ん中にある、実はこれは生のシャコなのです。
生シャコは初めてです。
仙台の先生が、頭からガブリと食らいつき、
バリバリと音を立てながら食べるのを真似て、私も頭から。
まるで甘エビのようでした。
頭はエビとは異なり固い甲羅というよりも、軟骨という感じです。
いやぁー、さすが仙台
美味しいものがありますね。
福島、仙台と、今回の震災や原発の問題で、
食べられなくなったものや、採ることが出来なくなったものが
たくさんあると聞いています。
「非常に残念だな・・・」という思いでいっぱいです。
皆さん、がんばって下さい
来年も必ず仙台に伺います。
感謝 中辻 正